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そういやファイルをうpするのを忘れていた。
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 王政の廃止からペロポネソス戦争に敗れるまでのアテネの政体の変化について
 次の語句を使い400字以内で説明しなさい。

  ソロン  デマゴーゴス  ヒッピアス  ペリクレス


>>1の解答
 王政廃止後のアテネは貴族が政治を独占する貴族政であった。だが商工業の発達で富裕となった市民の地位が向上すると、彼らは参政権を求めて貴族と対立した。このためまずドラコンの立法により法律が成文化された後、ソロンの改革によって債務奴隷を禁止しつつ、財産の多寡で参政権を認める財産政を採用した。しかしこれは市民間の対立を招いたため、ペイシストラトスによって僭主政が敷かれた。だが彼の後を継いだヒッピアスは暴君化したので、クレイステネスは陶片追放を導入し僭主政を禁止した。またこの改革で伝統的な部族制が解体されたため、その後の民主政の基盤が築かれた。その後ペルシア戦争を機に無産市民の地位も上昇すると、ペリクレスはデロス同盟の資金を流用して彼らの参政権を認め、成年男子による民主政が完成した。だがこの民主政は次第に衆愚政治に堕落し、最後にはデマゴーゴスが登場してペロポネソス戦争に敗北することとなった。(396字)



出典は某T大。
正直なところ、世界史で面白い問題を出す大学ってけっこう限られてしまうんだよね。
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